病理学は、基礎医学の科目の一つ。解剖学や生理学と並んで、早い段階で学習しますので、医学の基礎固めをする重要な科目ですね。

Robbins & Cotran Pathologic Basis of Disease, 9e 

病理学テキストのベストセラーとして有名な、ロビンズ＆コトランの改訂第9版。分子生物学、病気の分類、新薬や薬物療法などにおいて、高品質の写真画像とフルカラーのイラストレーションにより、新しい情報が提供されています。

この書籍には、Student Consultという無料電子書籍が付属しており、紙版と同じテキストが読める他、全文検索や画像ダウンロード、双方向反応のケース・スタディやビデオ・クリップ、自己評価問題を閲覧することが出来ます。Student Consultで電子書籍版を読むには、紙版の表紙裏についている銀色の部分をスクラッチすると、PINコードが現れるので、それを空欄に入力してREDEEMすれば、My Libraryに書籍が現れます。

 

本書には上記の学生用テキスト以外に、教員用のProfessional Editionもあります。こちらは、教員向けのコンテンツが含まれるため、StudentConsultではなく、ExpertConsultの電子版が付属しています。

教員向けのため、電子書籍版には授業で活用できるコンテンツも含まれています。

 

 

Robbins Pathologyシリーズとして、関連書籍が出ています。いずれも上記のメイン書籍を補完するもので、一緒に使えば、更に効果的。

Robbins and Cotran Review of Pathology, 4e

1,100 以上の問題が収録されている問題集。USMLE対策にも有効との評判が高いレヴュー集。

Robbins Basic Pathology, 10e　

エッセンシャル版。メイン書籍が1392ページに対して、Basic版は938ページ。とりあえず通読目的ならこちらか。第9版ですが翻訳版も出ています。

ロビンス基礎病理学 原書9版

Pocket Companion to Robbins & Cotran Pathologic Basis of Disease, 9e　

要点だけをコンパクトにまとめたポケット版。常に持ち歩いて勉強したいときに。

Robbins and Cotran Pathology Flash Cards, 2e　

700枚のカードで構成されており、1枚のカードに2つ症例と、2〜5つの質問と解説が記されている。

Robbins and Cotran Atlas of Pathology, 3e　

メイン書籍並びにBasic版を補完する目的で設計された1,500以上のフルカラーの図譜。